amazonのプライム会員に登録していると「Prime Reading」特典で無料で本が読めますが、その中には英語の本もあります(詳しくはこちらの記事を読んでください)。
今日、確認したらTADOKU(多読)初心者向けの子供向けの簡単な英語の本が追加されていたので紹介します(「TADOKU」についてはこちらで紹介しています)。
1. Ben Loves Bear (絵本、読みやすさレベル1以下)
2. Bella Loves Bunny(絵本、読みやすさレベル1以下)
この2冊はシリーズですがどちらも22ページで、1ページのワード数は少ないです。
(本の絵をクリックするとamazonの本のページにジャンプします)
3. Library Mouse(絵本、読みやすさレベル1.5)
30ページですが見開きで見るページが多く1つの見開きで70ワード前後あります。
4. TYRANNOSAURUS WRECKS(絵本、読みやすさレベル1以下)
30ページで見開きで見るページが多いです。見開きで5~6ワード。
Tyrannosaurus Rex の "Rex" と "wreck" を掛けたタイトルです。恐竜の名前が難しい。
5. I AM YOGA(絵本、読みやすさレベル2)
1ページ7ワード前後で26ページ、単語もほとんどは中学校レベルです。最後にヨガポーズの解説が2ページあり、単語はやはり中学校レベルですが字が細かくワード数も多いので、レベルが合わなければ読み飛ばしてもいいと思います。
6. FRAIDYZOO(絵本、読みやすさレベル2)
1ページ数ワードで44ページ。家族が作る動物とその描写が秀逸です。ストーリーもですが、ぜひ絵も楽しんでほしいお薦めの1冊です。
7. The Musium(絵本、読みやすさレベル3)
5の「I AM YOGA」と文も絵も同じ作者ですが、1ページあたりの文字数は10ワード前後で32ページと少し多めです。文字数は少ないですが、難易度は高校1年生程度です。英語独特の言い回しもあります。僕はぜひ絵を見ながら読み聞かせで聞きたいと思いました。
8. LIKE PICKLE JUICE ON A COOKIE(チャプターブック、読みやすさレベル2.5)
挿絵は入ってますが文字中心の章立ての本、いわゆる「チャプターブック」です。
128ページありますが、1ページ12行、1文は1行に収まる3~10ワードのものが多いので総ワード数は5000~6000ワードほど、単語も中学1、2年で習うものが中心です。
9. THE COMPLETE PEANUTS 1950 TO 1952 (コミック、読みやすさレベル4)
ご存じ「PEANUTS」の United Feature Syndicate での1951年10月2日の連載開始から1952年12月までの連載分が掲載されています。横に4コマが1日分で縦に3行(3日分)並んで287ページあります。後半は1ページ12コマで1日分になっているようなので日曜版などが12コマになったのでしょうか。また、ページに年号または月の記載があるのでどの季節の作品かもわかります。単語自体は難しくありませんがユーモアを理解しなければならないので読みやすさは「4」としました。本の最初にあるGarrison KeillorによるIntroductionは無理せずに飛ばしてください。そこで行き詰まっては元も子もありません。
この本は THE COMPLETE PEANUTS の1巻目ですが、2巻目以降は Prime Reading の対象にはなっていないのではまったら購入してください。
10. Batman: Year One(コミック、読みやすさレベル5)
これもご存じバットマンの漫画版です。いわゆるアメコミです。「Year One」となっているので最初の連載だと思います。全ページカラーで字が細かいので随時拡大して読めるタブレットで読むことをお勧めします。ページ数は127ページですが、難しいワードも出てきますしワード数も多いのでかなりハードルは高いですが、絵が多いので絵を追いながらストリーをある程度理解できるので適当に読み飛ばしながら読むといいと思います。日本語の漫画だって字の多い部分は読み飛ばす人もいますから、問題ないです。
いかがでしたでしょうか。簡単なものから、少し難易度の高いものまで、でも多読初心者が挑戦できそうなもの(Batmanは難しいですが)を Prime Reading から10冊紹介しました。Prime Reading には他にも英語の児童書が追加されているようなので自分でも探して挑戦してみてください。
なお、Prime Reading で同時に借りれるのは10冊までなので、すでに10冊を借りている場合は1冊返してから借りなければならないので注意してください。
SSS多読も17年目になります。最近は世の中にも認知されてきたようで通常の多読と区別して「TADOKU」と言ったりします。ベテランTADOKISTとして「TADOKU」についていろいろ軽く書いていきます。
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