『「TADOKU」って何?(1)』で次の「TADOKU三原則」を紹介しました(もう2年半以上も経ってしまいましたが)。
- 辞書は引かない
- わからないところは飛ばす
- つまらなければ止める
1の「辞書は引かない」は特に英和辞書のことを言っていますが、100万語を読むまでは英英辞典も引かない方がいいです。
でも、辞書を引かないと読めないじゃないかと言う方もいらっしゃるでしょう。でも、そんなことはありません。こどもは読めない字があっても本を楽しんで読んでいます。
わからない単語があれば読み飛ばしてください。それで、文の一部がわからなくなったらその部分を読み飛ばしてください。1つの文が丸ごとわからなくなったらその文を読み飛ばしてください。それで、1段落の意味がわからなくなったら、その段落を読み飛ばしてください。
そんな無茶なと思いますか?日本語の本なら1段落意味がよくわからなくても、とりあえず読み進めることってありませんか。どちらかというと、日本語ではわからなくてもそのまま読み進める場合がほとんどではないですか?英語の本も同じようにしましょう。
でも、わからない箇所ばかりだと意味がわからなくなっておもしろくないんじゃないか、そう思いますか?
実はそんなことはないのです。例えば、小学生向けに日本語で書かれた「小公女」などは実際の小説から部分的に切り取って短くしていて、話が抜け落ちてますが小学生は楽しんで読んでいます。それに、TADOKUで最初のうち読む本は絵本のように絵が多いので筋が追えなくなることはほとんどありません。
それでも、おもしろくなくなった場合は三原則の3番目「つまらなければ止める」でその本を読むのを止めましょう。わからない箇所が多すぎておもしろくないなら、その本はあなたには難しすぎるのです(傷つかないでくださいね)。少しレベルを下げて、文字数の少ない本や単語の簡単な本に挑戦してみてください。
TADOKUでは、学校の英語の先生でも1ページに数ワード程度の簡単な本から始めるようにしてもらってます。簡単すぎてもいいのです。簡単すぎれば、すぐ読めるのでどんどん進みます。それに、簡単だと思った本でもたくさん発見があったりします。
どんな本がいいかわからない方は、この記事(「ORTを無料で読もう - OxfordOWL でのORTの読み方」)で紹介している OxfordOWLで登録して、以下の6冊をまず読んでみてください(登録後、このリンクからアクセスしてください)
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